『菊原さんは、手伝って下さい。』 あたしは翔の車に乗り、荷物を取りに行った。 -- 車内。----- 『昨日…ごめん。あと、カード……使っちゃった。』 『いいよ!いくら使ってもいいように、渡したんだから。』 翔は優しい顔をした。 -- 別店舗。----- 「車に荷物を運ぶのを、手伝ってほしい。」と言われ、あたしは出来るだけ頑張ることにした。 片手でも持てるような、軽いものだけを選んで。