『ここは?』





『友達の墓なんだ…。』







ここが…敦也くんのお墓。







『友達の…お墓?』




あたしが尋ねると、潤悟は全てを話してくれた。





『今年は少し遅れたけど。敦也のおかげで、俺は今の大学に通って、田崎にも華恋にも出逢えた。感謝してるよ。』





『敦也くん。初めまして、菊原 華恋です。あたしは、潤悟のこときっと…これからも傷つけてばかりだと思います。なので、潤悟のことどうか、これからも見守って助けてあげて下さい。』