『はい。』





『あ…潤悟や拓巳のこと、ありがとね。あと、心配しないで!潤悟とは関係なく、私は華恋ちゃんの味方だから。潤悟とどういう結果になったとしても、私は華恋ちゃんのお母さんみたいな存在でいたいのよ!』





『あ…ありがとうございます。そう言って貰えて凄く嬉しいです。あ!あの、そろそろ帰りますね!大学があるので、一度家に戻らないと。』




あたしはバッグを持ち、玄関へと向かった。







『華恋ちゃん。もうここへは、戻ってこないの…?』