『潤兄…!熱にも効く風邪薬なんてないよ…。』 『だよな…俺、買ってこようか……?』 『それは、ダメだよ。』 2人はお母さんにバレないように、コソコソとしていた。 『2人とも!何なの?変よ?』 『か、母さん…!!な、何でもないよ。』 『熱にも効く風邪薬…が、どうとかって。熱は…なさそうよね?』 2人はお互いに顔を見合わせ、苦い顔をした。 『何年あなたたちのママやってると思ってるの!何があったの?』