日高と赤堀が鍵を開けて出た後、あたしは締め出しをくらっていた。 同じこと…ばっかり! 無知だな……。 -- 明け方。----- あたしは壁に寄りかかり、足をのばして座っていた。 車が下におりるスロープはシャッターが閉まっていて開かず、結局……朝…。 笑いながら、あたしの中での寒さももう…ピークに達していた。 目が閉じる…。 『おい!!しっかりしろよ!華恋!華恋!』