『あら!西野くん、頑張ってるわね!』




ひいきも、当たり前の世界。







『あ、いえ!1人では出来ずに、菊原さんに手伝っていただいたんです。』





『あら。そうなの?菊原さん。手伝いもいいけど、自分のやることもしっかりね!』





『はい。』







こんな毎日でも、あたしは充実してると思っていた。







-- 6月。-----




少しジメジメとした季節。




あたしは、倉庫内の整理をしていた。