『しねぇーよ!!するなら、最初から助けるわけねぇーだろ!!!!!』 翔が言うと、 『じゃあな…。』 それだけ言って、潤悟は帰っていった。 『何で、西野くんに本当のことを言わないんだよ?俺はお前を陥(オトシイ)れるのをやめたって。そうすれば、俺との関係は無効になって、またやり直せるのに…。まだ、好きなんだろ?』 『翔…最初はあたしの計画の中に、翔を守ることは入ってなかった……でも、今は翔も潤悟も傷つけるのは嫌…。