『…え?』





『さっき、言ってたでしょ…!だから、もう少し……一緒いてもいいけど?明日は休みだし…。』





『一緒にどっか行くか?今から!』





『こんな時間から?』





『あぁ!夜景見て、朝日見てさ!』




尽くされてる有沙ちゃんのことが、あたしは、うらやましかった。



こんな風に…尽くしてたんだろうなぁ……。


皆に…優しすぎるよ……。







『うん!』




あたしと仁は着替えて、仁の車に乗り込んだ。