『そう…なんだぁ!』




半分冷や汗をかきながら、潤悟の話に返事した。







『田崎のこと好き?気になる?』





『いや……それは…』







好きだった。






今も少し、気になってる。




そして…潤悟のことも…




そんなこと、口が裂けても言えるはずがない。







『それ…貰ってるとこ、ちょうど見たから。』




潤悟はブレスレットを指さして言った。







仁から貰ったブレスレット。