年明けしばらくはバイト休みだろうけど、同じバイト先なんだから顔合わせるでしょう?』 やめるわけにはいかないし…顔合わせないわけにもいかない。 深くは考えていなかった……。 『まぁ…まだ時間はあるでしょう。ゆっくり考えればいいよ。あと、仁くんには、別れたこと伝えときな。彼も話してくれてるんだから。あ!この部屋使って。』 『うん、ありがとぉ…。』 部屋に入り携帯電話を開くと、潤悟からの着信がたくさん入っていた。