『なるほどね……でも、仁くんだって助けられる限度があると思うし、ましてや、彼女の知り合いでしょ?…店長と付き合うのは、危険なんじゃ。』




由美があたしの顔を覗き込んだ。





『1人で何とかする…潤悟や潤悟の家族は巻き込めないから。』





『別れるまでする必要あった?』





『少しでも関わりがあれば、あの店長は潤悟を巻き込むから…。』





『はぁ、まったく。1人で抱え込んじゃって…これからどうするつもり?