『うん、ありがとぉ…。じゃあ、おやすみ!』





『華恋…俺は……ううん、何でもない!おやすみ!』







危なかった…。







『あんな冷たくしていいのかよ。』





『し…仕方ないでしょ…。仁がいるのに、鍵開けるわけにはいかないんだから!さぁて、これからどうしよう…。』




今更、「仁がいる。」なんて言えないし、今は仁を帰せるような状況じゃない…。

帰せるとしたら朝、皆が出て行った後。




それまで、仁と一緒にいるわけ…?