『うん!おりよう!』







-- リビング。-----




潤悟のお母さんと拓巳くんが座っている前の席に、潤悟、あたし、仁の順番に座った。





『なんか、華恋ちゃんが来てから、いいこと続きだわ!』





『いいこと?潤兄が、デレデレしてるじゃん!何か変な感じだよ。この兄ちゃんも、潤兄の大学の友達とか言ってたけど、華恋との方が知り合いみたいだし。』




拓巳くんが、変だと思うのも無理はない。



あたしも水族館の時は、そんな気分だったから。