『…ん……?…あぁ、拓か…。…どうした?』 『大学の友達が起きたみたいだから…華恋の部屋を貸してたから、華恋はどこかと………』 『華恋に…用か……?…もう少し、寝かしといてやれ。』 『うん……あ!』 後ろを振り向くと、仁が立っていた。 『田崎、起きたか。帰らないって駄々こねやがったから、華恋が部屋貸してくれたんだ。あとで、お礼言っとけよ!』 『あ…あぁ。俺がお前と同じ部屋でも、良かったんだけどな…。』