何とかごまかしたあたしは、いつの間にかお酒がすすんでいた。 仁は賢いな…。 皆の前じゃ、見向きもしない。 -- 明け方。----- 店を出る時間になり、寝てる人は起こして店を出た。 『じゃあ、解散!来年もまた、集まれたらいいな!』 そう言って、徐々に人が減り始めた。 『華恋!待った?』 『お、潤悟!ううん、ちょうど良かったよ。』 あたしが潤悟の車に近づいた。