お母さんはそう言うと、仕事へと出かけて行った。 -- 駅。----- 潤悟はバイトに行く前に、待ち合わせをしている駅まで送ってくれた。 『ラブラブだね!朝から、会ってたの?ってか、その顔はどうした?』 そういえば、まだ由美には言ってなかった。 『実はね…』 あたしは歩きながら、全部の説明をした。 『潤悟くん、ホント男前でかっこいいね!……って…今…い、一緒に住んでるって言った?!』 『うん。』