『きっと喜ぶよ!お前が選んでくれたんだし。』 『お役に立てて光栄です。それにしても、何であたしなわけ?頼める人くらい、たくさんいるっしょ?』 『頼みやすい人ってのもいんの。お前なら、気遣わなくて済むからさ!そうだ!これ。』 嬉しそうな顔をしたまま、テーブルの上に小さな紙袋が置かれた。 『何…これ?』 『今日のお礼。開けてみ!』 『うん。』 開けてみると中からは、ブレスレットが出てきた。