『バイト先でのこともだし、華恋に対しても。』 『ううん。もう、充分だよ。頑張らなくていいよ…!』 潤悟は充分過ぎるくらい、頑張ってくれてる。 あたしは潤悟が隣にいるだけで、笑顔にもなれる。 『俺なんか、まだまだだよ。』 『潤悟……ありがと。』 潤悟はあたしを抱きしめると、唇を近づけた。 『ちょっ……!』 『あ……ごめん。』