『変わるよ…。林くんは確かに、どちらにしろ大学には通えない。このままでいけば、鶴見さんも……。でも、事実を知っといてあげられるのは、西野くんだけなんじゃないの?』




中西先生の言っていることは…正しかった。







『どうせ…敦也は結果を知らない。』




潤悟は下を向いた。

















『私もそう思ってたけれど、知ってたの。林くんは、ちゃんと結果を知ってた。自分のだけじゃなくて、西野くんのも鶴見さんのも。』