そう言って、潤悟は敦也の携帯を渡された。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 潤、俺…本当は、鶴見が好きだった。 でも、親友のお前だから譲ったんだぞ? お前なら俺よりも気が利くし、あいつも幸せになれそうだから。 あ!でも、これは親友だから、打ち明けたんだ。 俺に気は遣うなよ!! 鶴見を頼んだ! あと、これからもよろしくな! ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ そこには、潤悟に送ろうとしたままの未送信のメールが、そのまま残っていた。