『あれ?何でまだ友達に言ってないの?今日は潤兄たち3人で、見に行ったんじゃなかったっけ?』 『敦也が用事があって、後から見に行くってことになったから、まだなんだよ。今、何時だっけ?』 『敦兄がまだだったのか!もうすぐ、16時だよ。』 『敦也のやつ遅いな。見に行くのギリギリんなっちまったのかな…?』 潤悟は拓巳の頭を撫でた。 ∥∥ 夜。∥∥∥∥∥ ♪~♪~~♪ 潤悟の携帯電話が鳴った。