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「し、失礼しましたぁ〜‥」
カラカラカラ
ピシャッ
あれから職員室に入るなり特別授業と言う名の説教が始まり、今の今まで怒られていたのだ。
周りの教員にも笑われるし、うるさいしでアリスは身も心も疲れていた。
気がつけば、オレンジ色の夕日が沈みかけていた。
「全く、龍ちゃんったら、もう5時じゃない!友梨とケーキ食べにいきたかったのに‥はぁ‥ケーキ‥。」
アリスのため息と呟きは、夕日に染まった廊下に吸い込まれていった。
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