ただ、風雅達に気づかれたら、大変だから誤魔化すのには苦労してる。



「優衣〜、どうかしたの〜?」



「え?ああ、空、なんでもないよ。」



「そっか〜。」



危ない危ない。



自分の世界に入ってた。



「私、トイレ行ってくるね。」



「分かった、行ってらっしゃい。」



私は教室を出て、トイレに向かった。