「大丈夫だよ!」
「そう…?………じゃあ、みんな聞いて。」
光樹は私から視線を外し、風雅達を見た。
その言葉と共に、風雅達も一気に光樹に視線を向けた。
「俺達、蘭蝶は白虎と同盟を結ぶことにした。」
「よっしゃ!!」
光樹の言葉を聞いて、大地がガッツポーズをした。
「あ、あと優斗さん達率いる雷桜とも同盟を結ぼうかなと思ってるんだけど、どうかな?」
「別にいいぜ!!」
「俺達も。」
「分かった。じゃあ、今から電話して聞いてみるね?」
そう言って、光樹は制服のポケットから携帯電話を取り出すと、電話をかけた。