「あぁ、俺、優衣は他の女とは違うって分かったから。」



「そうなんだ!!優衣、良かったね♪」



「うん、ありがとう。」



海里の言葉に私は嬉しくて仕方がなかった。



「あっ、あと少しで文化祭始まるよ。」



彼方が時計を見ながら言った。