まあ、当然と言えば当然だろう。


こんな俺に、寄ってくるような変わり者もいないと思う。
というより、物好きと言うべきか。


でも、そんなことは気にもしていなかった。


俺にあるのはただ一つだけ。


すべてが気に入らない。


これだけだった。


学校も、周りの人間も、この世界も、
・・・俺自身も。