『うん、もちろん。本当は危ないから送ってあげたいんだけど、俺達は結構名の知れてるバンドだし…見つかったらどうなるかわからないんだ。本当にごめん。気をつけて帰ってね!』













『俺も待ってるからね!また会おう。』












『はい!私こそ本当にありがとうございました。恭太さん、貴之さん、李狗さんも気をつけてくださいね!』












私が三人に頭を下げると、各々が挨拶をして歩いて行く。












私はその場を離れるのが名残惜しくて、
少しの間立ち尽くしていた。