こんな風にまじまじと、裸に近い姿を見られたのは 何年ぶりだろう…。


ずっと 女であったにもかかわらず、私の裸は いつも舞台裏に置き去りにされていた。


パパとセックスはする。

でも、パパは 私の裸を愛でるような事はない。

生活の一部となったパパとのセックスは、その他の用事同様に合理化されていき、それに伴い、かける時間や回数も、年々 短くなっていった。


そんな中で あたしの裸は 長い間、舞台に踊り出る事はなかったのだ。