~四季恋~

魅散side

















「…………ぅー…刹那ぁー
二日酔いしたぁー…
まだ眠いぃーー……」



「テメェはココアしか
飲んでねーだろーが!!」



まだ目も腫れてて…
凄く気分が重い…





「永は元気になるのぉー…」



「おい永(怒)なんでコイツ
酔っ払ってんだよ…」



「知らねーよ……
魅散の奴、目ぇ真っ赤w」


「お前もな」




「んだよー…せっつん
冷たいなぁ…普通は、
一緒に泣きはらすだろ」



「俺はもう、涙なんて
流せないから」


「なんだそれ」







2人の会話が
ちょっとだけ耳に入る



刹那と永、
ずっと話してたんだ…










「つか今、朝の9時!!
いつまで居座るつもりだ!!」



「まだ眠いんだもん…
それに、こんな顔じゃあ
学校行けない……」



「邪魔くせーんだよ(怒)」



刹那もしかして
キレかかってる?!






「せっつんの制服、
格好良い~~」





永はいつも通りほのぼの
笑ってる……

嬉しいはずなのに、
胸が痛いよ……