「前から魅散に情報とか
聞こうと思ってたけど…」
「そうなんだぁ…」
友達だし、応援しなきゃ!!
でも…なんだろう…
この変な感じ…
頑張って欲しいはずなのに…
「みちるーー!!!!!!」
悩む私を遮るかの様に、
南様が入ってきた
「な、何?!南どうしたの?!」
「聞いたよ!!魅散のうわさ!」
「へ?何?!」
南の回りに、三人ほど
女子が集まる
り、リンチですか?!
「昨日の夏祭りで、魅散が
超カッコいい男の子と
歩いてたって噂だよ?!」
「はぁ?!そんな訳無いし!
カッコいい男の子なんて…
いる…わけ…」
ま、まさか…
「目撃した女子達が、
ちょっとクール系な
黒髪のイケメンって…」
くろ…かみ……
「心当たり…ある…か…も」