「www///那瑠可愛すぎっ!
そういう顔ほんと男のツボなんだよ?」
麗ちゃんはそう言ってあたしを抱きしめた。
ツボ・・・?
あたしは意味が分からず首をコテンと傾けた。
「もぅ!無自覚恐るべしっ!
でも、可愛いから許すっ!」
「もぅwww
麗ちゃんのが可愛いってばwww///」
あんまり可愛いって言われるとホント照れる///
「麗ちゃんっあたしトイレ行って来るねっ?」
このままここに居たら顔が真っ赤になりそうなのでトイレに逃げ込む事にした。
「オッケー♪
気をつけていくんだよぉっ?」
「むぅぅ!そんなお子様じゃないもん!」
あたしがチビだからって子供扱いするんだからぁ!!
麗ちゃんベーっと舌を出すと足踏みをしながら教室を出た。
「そうじゃないっつーの・・・。」
そう麗ちゃんが呟いた事も知らずに・・・―――――。