―――・・・。 そんな事を考えている間に完食していた。 「ごちしょーさまぁ! それじゃ、行って来るね?」 合掌しながらお皿を洗っている乃藍に呼びかける。 「はいはーい! いってらっしゃい!」 乃藍に見送りの言葉をもらって家を出る。 「やっばぁ!早く行かないと遅刻だよぉ!!」 あたしはそう呟いて、今日から通う和泉川学園へと足を進めた・・・―――――。