「おーい。君ぃきーてるぅ?」
「きっ、聞いてます!」
いけない!またぼっーとしてた!
そう思い顔を上げたあたしは固まった。
目の前に立つあたしとぶつかったと思われる人は、ミルクティ色のピョコピョコ跳ねた癖っ毛にチョコレート色の二重の瞳。
身長は170センチをゆうに越していて、足がモデルさん並に長い。
一言で言うとイケメン。
「ありゃ?もしかして見惚れちゃった?」
そう言うと彼はニヤッと笑った。
「ちっ違います///自意識過剰なのでは?」
そう言って真っ赤な顔でキッと睨んだ。
見た目的に先輩だったから一応敬語を使った。
ってかこの人ナルシ?!
「ふはっチビの強気って君おもしろいね(笑
まっ怖いとは言えないけど♪」
むぅぅう!この人腹立つなぁ!!
人の気にしてることをやすやすとっ!
「それよりゴメンねっ?
君のその染み俺のイチゴオレのせいなんだよっ!」
へっ?イチゴオレ・・・?