「いらない。」 ウチは自分の部屋に引きこもるようになった。 「でも昨日食べてないじゃない。ちゃんと食べないと…」 「いらないって言ってんでしょ!」 ドアを強く閉める。 学校にはもう行かない。 あんな所行くもんか。 負けないとか、そんなのはもういい。 とにかく一人でいたかった。