今年の春、私は中3になった。

名前は結衣香。

クラスの中でも結構おしゃれで、別にまじめではない。

そんなある日。

「ねえ。転入生来るらしいよ!」

などの声がクラスじゅう響きわたった。

すると、ある女子が、「何か超イケメンらしいけど・・・・」

みたいなことを口にした。

そのことは、全校生徒にも広まった。

「キンコーンカンコーン」

チャイムがなりみんなが席についた。

どうしてもカツラをかぶっているようにしか見えない先生が、

教室に入ってきた。

「今日は、転入生を紹介するぞ!」

「おい。教室に入れ!」

すると、その人が教室に入った瞬間女子の目が輝いた。

「きゃー。かっこいい!!!」

などみんな、口にした。
名前は、清水健人だ。

結構チャラい。

私もかっこいいと思った。

「おまえは、あそこの席に座れ!」

と、先生が言った。

なんと私の隣。

「なんか緊張するんですけど・・・」

心の中でそう思った。

休み時間が来た。

女子たちが転入生にちかよってきた。

「メアドおしてください・・・!!」

とか、もうみんなヤバイ!

私は、かっこいいとは思うけどそこまではなかった。

休み時間が終了して、席に戻った。

先生の話を聞かないのはいつものことだった。

いつもは、友達とメイクしたり雑誌読んだりだった。

そんな私は健人君に勇気をもってしゃべりかけた。

「あの・・よろしくね!」

彼は、普通に「うん。」

って答えた。

マジで普通すぎた。

今日の放課後が運命の日だった。