ど、どうしよう
いかにも高級感あふれるネックレス
桜の形をしたアメジストなんて初めてみた
きっと俗に言う、オーダーメイドと言うやつなのかもしれない
それなら、大切なものだよね…
そう思ったら、いてもたってもいられなくて…
「あ、あの!」
その場所から走りだして、歩いていく男性に向かって声を掛けると
「え?」
スラッとした身体が立ち止まり、彼が振り向き
「…あ」
その姿に、私は思わず。身体が固まる
こ、この人…
「あ、きみは…雪村さん?」
彼も彼で、どうしたの?そう言いたげの表情で私をみる
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