そ、そんなっ


きっとこれは"お仕置き"だ


「…っ」

ズキッと胸が痛む

「良かった!じゃあ、近くなったら色々連絡するわ」


「あぁ」


「嬉しい、やっぱり千尋大好き!」


「はいはい、ほら…早く仕事戻れ」


千尋先生がそう言うと、謙先生が笑顔を崩さず返事をして保健室を出ていこうとする


「分かってるわよ!あ、雪村?次の授業、体調悪かったら休むのよー」


「………」


「じゃあね!」


バンッ―…


「…たっく」


呆れる千尋先生


だけど、私はそんなことはどうでもいい


「先生…本当に行くんですか?」


私はさっきの、謙先生とお泊まりする話ししか頭にない



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