『ちょっと！泉ちゃんと織田君の侮辱しないでっ!!』
『関奈（泉）じゃないよ!!織田だよ！』えっ!?泉ちゃんの織田君なの？何故!?
『織田めぇ!!アイツ先に彼女つくりやがって…ー!!』
『ライバルなの？』『ちげーよ！ただの友達だよ！ただ、勝負しているだけ…ー!!』

織田君と勝負？？？何の!?彼女づくりの？分からない。

『何で、お前さぁ、ミサンガ付けてんの？』
『私、「お前」じゃないしッ!!私の名前は、陸矢美希ですぅ!!』
『ハイハイ、ていうより、ミサンガの話しをしろ！』 『これは、中学卒業の時に、隣のクラスの男の子から、貰ったの。』
『…。』
やっぱり、この話しって…話さなきゃ良かったかな…？？？冷たい風が吹いた。『そうなんだ。』
『そうなの…』

『ただいま。…ふうまた…１人か。』
寂しい時だよ。 泉ちゃんは織田君と恋人になっちゃったし、ミサンガの男の子なんて…分かんないよ。それに…私、今独りぼっち…。
『そうだ!!中学のアルバム見てみよう。』
見ると、ミサンガをくれた、男の子の写真があったー…!!私は、胸がドキドキしていた…ー。