お母さんがフランスへと行った数日後。私達は、中学二年になった。その頃、聖司君は、学園寮で中学二年になったみたい。新しい、教室。新しい、クラスメート…それから、担任教師…?
それに、泉と健司君と、海斗達と同じクラスになった。何だか、楽しいクラスになりそう。

『泉…私、友達と恋人どっちも、大切なの!!だから、また友達に戻って…ー!!』『いいよ…ー。美希の図太さには、負けたよ…ー。』

そうして、私は、同じ弓道に通う事に、なった。来週の火曜日には、全日本弓道大会がある!!それでいつも、練習をしているの。

『先輩!さようなら。』
『さようなら。』

私は、海斗の場所に行った。海斗は野球をやっていた。結構マネージャーが多かった。海斗が球を投げる瞬間がかっこ良かった…。その時だった…ー。海斗は、急に、ペタンと座ってしまった。マネージャーが海斗の方へと、行った。私はフェンスをグッと、握った。後から、コーチが来て、海斗を保健室に連れて行った
『海斗、大丈夫なの?』
『うん、大丈夫だから、気にしないで。』

私の胸の中が、傷ついた。骨折になっていたら…と私は、不安になった。