ずらりと整列する社員。

眼前には、株主や理事クラスの者がずらりと顔を並べていた。

また一人、また一人と、簡単な自己紹介を述べていく。


そして、いよいよ私の番となった。

「もう、ここは一つ謝るしかない」

と、そう思った私は、こう切り出した。

「今年度も、○○部○○課○○係の係長を務めさせていただきますkubocoです。ここで一つ、言い訳ではないのですが聞いてください」