「もし、そうだったら、そういう環境だったなら、機会があったなら」

そんな機会にすがるようでは、きっと先に何も生み出すことなどできないだろう。

限界の、ギリギリの、枯渇したかのような場所ですらも、平気で何かを生み出していけるかのような者でしか、その先へなど歩みを進められるはずがない。

灼熱の砂漠で、いつまでも水をたたえられる無限の泉のような存在でしか。