そうだ、小宮路先生も当に人間オタクなのだろう。

本当に人間が心底好きなのだ。

でなければ、あんな授業はできないだろう。

あんなにも素敵な笑顔で歌うことはできないだろう。

そして、人の心を動かすことはできないだろう。

場の空気を掴み、揺るがすようだった。

素晴らしい表情をしていた。

心が温かくなる印象を得た。