「オタッキー」は、人より儲けより、ただ治療することが好きなのだ。

対峙するものが難しい症状であればあるほど、それを自らの手で直すことに喜びを感じるのである。

私にとって「オタク」「オタッキー」とは、最大の誉め言葉と言って過言ではない。

私は何にしても「オタク」にはなれなかった。

何をやっても、ほんの少しかじった程度で、その本質を捉えることはできなかった。

今だってそうだ。

全く中途半端な人生だ。