「今お前の中にいるのは遥ちゃんじゃない!!朝倉だろ!!!」
・・・・・・・・・!!!!
「そ、そんなことは・・・・。」
「それじゃあ、お前が朝倉に見せた笑顔は偽物だったってのか!?朝倉を見る時いつもその後ろに遥ちゃんがかぶってたのかよ!?」
・・・・・・・・・・!!!!
俺の中の詩織は・・・遥じゃなかった・・・。
遥の墓の前で抱きしめた時も、喧嘩した時も、電車の中で笑って話したときも・・・。
俺は詩織を遥だと思って話したことはなかった・・・。
顔は同じでも詩織はいつも詩織だった・・・・。
「とにかく早く来い!いいな!絶対来いよ!」
進二は電話を切った。
しばらくその場に立ち尽くしていた・・・。
・・・・・・・・・・。
詩織が倒れた・・・・。
詩織が・・・・・。
詩織・・・・・!!!!
急いで着替えて家を飛び出した。
自転車に乗って必死でペダルをこいだ。
詩織と出会った頃からの思い出が走馬灯のように浮かんでは消えていった・・・。
初めて教室で出会った時の思い出、柏木町の墓地で傘を差し出してくれた時の思い出、下駄箱の前で喧嘩した時の思い出、詩織の過去を知って謝りに行った時の思い出、初めてお互いを名前で呼び合った時の思い出・・・・。そして、彼女を抱きしめた時の思い出・・・。
まだ、たった2,3ヶ月なのに、驚くほど多くの時間を彼女とともに過ごした気持ちになった・・・。
それは彼女の存在が俺の中で大きく膨らんでいる証だった・・・。
俺は・・・・、朝倉詩織が好きだ!!!
遥の分身としてではなく・・・、あのままの朝倉詩織が好きなんだ!!
・・・・・・・・・!!!!
「そ、そんなことは・・・・。」
「それじゃあ、お前が朝倉に見せた笑顔は偽物だったってのか!?朝倉を見る時いつもその後ろに遥ちゃんがかぶってたのかよ!?」
・・・・・・・・・・!!!!
俺の中の詩織は・・・遥じゃなかった・・・。
遥の墓の前で抱きしめた時も、喧嘩した時も、電車の中で笑って話したときも・・・。
俺は詩織を遥だと思って話したことはなかった・・・。
顔は同じでも詩織はいつも詩織だった・・・・。
「とにかく早く来い!いいな!絶対来いよ!」
進二は電話を切った。
しばらくその場に立ち尽くしていた・・・。
・・・・・・・・・・。
詩織が倒れた・・・・。
詩織が・・・・・。
詩織・・・・・!!!!
急いで着替えて家を飛び出した。
自転車に乗って必死でペダルをこいだ。
詩織と出会った頃からの思い出が走馬灯のように浮かんでは消えていった・・・。
初めて教室で出会った時の思い出、柏木町の墓地で傘を差し出してくれた時の思い出、下駄箱の前で喧嘩した時の思い出、詩織の過去を知って謝りに行った時の思い出、初めてお互いを名前で呼び合った時の思い出・・・・。そして、彼女を抱きしめた時の思い出・・・。
まだ、たった2,3ヶ月なのに、驚くほど多くの時間を彼女とともに過ごした気持ちになった・・・。
それは彼女の存在が俺の中で大きく膨らんでいる証だった・・・。
俺は・・・・、朝倉詩織が好きだ!!!
遥の分身としてではなく・・・、あのままの朝倉詩織が好きなんだ!!