ノートから目を出して、真田君の顔をもう1度のぞいた。
・・・・・・!!
わ、笑ってる・・・・・。
その笑顔に灯った希望の灯りは、少しの風ですぐに消えてしまいそうだったけど、でも・・・。
真田君が・・・・・笑ってる!!!
あまりのうれしさに恥ずかしい事なんか忘れて、真田君の笑顔をニコニコしながら見ていた。
「な、何・・・・?」
真田君はたじろいでいた。
「ふふふっ、私も真田君のそんな風に笑った顔始めてみたよ。」
すごくドキドキしていた・・・。
本当に笑ってくれたんだ!真田君が!!
ちょっとだけだったけど・・・、まだ全然昔の笑顔じゃなかったけど・・・。
でも・・・・。でも・・・・・!!!
すっごくいい顔してた!!!!!
あの僅か数秒の笑顔を見ただけで、私の心はすごく欲張りになっていた。
もっともっと見たい!あの笑顔をもっと!!
心の猛烈な要求に答えて、私は口を開いた。
「あっ、そうだ!」
「つ、次は・・・何・・?」
「真田君って放課後いつも自習してるんだよね?」
「ま、まあね。いつもって訳ではないけど・・・。」
「だったら私も一緒にやってもいいかな?」
「え・・・・。」
「とはいえ、部活が休みのときか、早く終わった時だけなんだけどね。」
「は、はぁ・・・・。」
「最近授業難しくなってきて、勉強しないといけないと思ってたんだ。一緒にやろうよ。1人より2人の方がきっと分かることも沢山あるよ!」
「それは・・・、そうだろうけど・・・。」
「何?嫌なんですか?ん~?」
「いえ、い、嫌じゃ・・・ないです・・・。」
「よろしい!それじゃあ、よろしく頼む!」
半ば強引に約束を取り付けた。
私たちの地道な行動が、真田君の心に何らかの影響を与えることができるってことが分かったからかもしれない。
真田君の瞳の奥に一筋の希望が灯った瞬間だった。
・・・・・・!!
わ、笑ってる・・・・・。
その笑顔に灯った希望の灯りは、少しの風ですぐに消えてしまいそうだったけど、でも・・・。
真田君が・・・・・笑ってる!!!
あまりのうれしさに恥ずかしい事なんか忘れて、真田君の笑顔をニコニコしながら見ていた。
「な、何・・・・?」
真田君はたじろいでいた。
「ふふふっ、私も真田君のそんな風に笑った顔始めてみたよ。」
すごくドキドキしていた・・・。
本当に笑ってくれたんだ!真田君が!!
ちょっとだけだったけど・・・、まだ全然昔の笑顔じゃなかったけど・・・。
でも・・・・。でも・・・・・!!!
すっごくいい顔してた!!!!!
あの僅か数秒の笑顔を見ただけで、私の心はすごく欲張りになっていた。
もっともっと見たい!あの笑顔をもっと!!
心の猛烈な要求に答えて、私は口を開いた。
「あっ、そうだ!」
「つ、次は・・・何・・?」
「真田君って放課後いつも自習してるんだよね?」
「ま、まあね。いつもって訳ではないけど・・・。」
「だったら私も一緒にやってもいいかな?」
「え・・・・。」
「とはいえ、部活が休みのときか、早く終わった時だけなんだけどね。」
「は、はぁ・・・・。」
「最近授業難しくなってきて、勉強しないといけないと思ってたんだ。一緒にやろうよ。1人より2人の方がきっと分かることも沢山あるよ!」
「それは・・・、そうだろうけど・・・。」
「何?嫌なんですか?ん~?」
「いえ、い、嫌じゃ・・・ないです・・・。」
「よろしい!それじゃあ、よろしく頼む!」
半ば強引に約束を取り付けた。
私たちの地道な行動が、真田君の心に何らかの影響を与えることができるってことが分かったからかもしれない。
真田君の瞳の奥に一筋の希望が灯った瞬間だった。