次の日も、その次の日も真田君は学校に来なかった。
風邪こじらせちゃった・・・?大丈夫かな・・・・。
少し寝不足気味であくびをしながら部活動に行く準備をしていると、藤村君が真田君の席に座った。
「あの野郎、3日も休んでるってことは学校来る気なくしちまってるかもしれねぇから、ちょっとあいつん家行ってくるけど、朝倉、なんかあいつに言っとくことある?」
「ん~・・・、あっ、そうそう。」
「ん?」
かばんからノートを取り出した。
「じゃあこれ、真田君に渡しといてもらってもいいかな?」
「ん・・?何これ?」
藤村君がノートをめくりながら言った。
「一応ね、真田君の分の授業のノートとっといたの。役に立つかどうかは分かんないけどね。」
「ほほ~、こりゃまた随分丁寧に・・・。ありがとな!あいつ絶対喜ぶよ!」
「そうだといいけどね。」
私が微笑みかけると、藤村君は立ち上がった。
「そんじゃあ、ちょっくら行ってくる~。」
そう言って藤村君は教室を走って出て行った。
さてとっ、私も部活行こっと!
もう1度大きく背伸びして道場に向かった。
部活動を終えて校門に行く途中、背伸びをしていると優希に話しかけられた。
「詩織~、あんた今日疲れてたでしょ~。」
「えっ!?ば、ばれてた・・・・?」
私は慌てて苦笑いをしながら優希を見た。
「ばればれだよ~!打ち込んでくる時の気迫が全然無かったもん!何でそんなに疲れてんのよ~!」
「あははっ、まぁ~、ちょっとね~。」
「え~、なによ~、親友にも教えられない様な事なわけ~?」
私たちが笑いながら話をして歩いていると水野君が校門に立っていた。
風邪こじらせちゃった・・・?大丈夫かな・・・・。
少し寝不足気味であくびをしながら部活動に行く準備をしていると、藤村君が真田君の席に座った。
「あの野郎、3日も休んでるってことは学校来る気なくしちまってるかもしれねぇから、ちょっとあいつん家行ってくるけど、朝倉、なんかあいつに言っとくことある?」
「ん~・・・、あっ、そうそう。」
「ん?」
かばんからノートを取り出した。
「じゃあこれ、真田君に渡しといてもらってもいいかな?」
「ん・・?何これ?」
藤村君がノートをめくりながら言った。
「一応ね、真田君の分の授業のノートとっといたの。役に立つかどうかは分かんないけどね。」
「ほほ~、こりゃまた随分丁寧に・・・。ありがとな!あいつ絶対喜ぶよ!」
「そうだといいけどね。」
私が微笑みかけると、藤村君は立ち上がった。
「そんじゃあ、ちょっくら行ってくる~。」
そう言って藤村君は教室を走って出て行った。
さてとっ、私も部活行こっと!
もう1度大きく背伸びして道場に向かった。
部活動を終えて校門に行く途中、背伸びをしていると優希に話しかけられた。
「詩織~、あんた今日疲れてたでしょ~。」
「えっ!?ば、ばれてた・・・・?」
私は慌てて苦笑いをしながら優希を見た。
「ばればれだよ~!打ち込んでくる時の気迫が全然無かったもん!何でそんなに疲れてんのよ~!」
「あははっ、まぁ~、ちょっとね~。」
「え~、なによ~、親友にも教えられない様な事なわけ~?」
私たちが笑いながら話をして歩いていると水野君が校門に立っていた。