「なんで?
どうして気づいてくれないの?
戻ってきてよ・・・」
いつの間にか
涙が止まらなくなっていた。
「・・・うぅっ・・・グスッ
たす・・け・・て・・・」
敦斗の姿は
見えなくなってしまった。
しかも後ろからは
見知らぬ誰かが追ってくる。
ガッ!!!!!
ついに追いつかれて
腕をつかまれてしまった。
・・・ギリギリギリ
その力はとても強く
女の人のとは思えないくらいだった。
・・・怖い怖い怖い
「いやぁぁぁああああ!!!!」
抜けかけていた力を
振り絞って叫んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…