そこには大きな文字で 《結菜大好き!》と書かれていた。 「あはっ!字汚っ(笑)」 「うっせ(笑) でもいいだろっ♪」 「うん!あたしも敦斗のこと大好きだよ///」 「じゃあ、俺らずっと一緒だなぁ♪」 「そうだね♪」 「ねぇ結菜知ってた?」 「何が?」 そう言うと敦斗は少し声をひそめた。 「今の会話全部そこにいる春木中の後輩に聞かれてたよ」 うしろを向くと確かに春木中の生徒がいた。 …しかも顔見合わせて笑ってる!!