〈雅志side〉
「おはようございます。」
今日も元気に、職場に向かう。
俺の職場は…動物病院。
毎日、朝一番に来ている院長に挨拶をする。
「お。
雅志くん。
…今日も早いね。」
「院長には負けますよ。」
そう返しながら、横で忙しそうに荷物をまとめる院長をみやる。
「院長…
どこか行かれるんですか?」
「出張診療だよ。
麻間大学病院に、昨晩深夜からけいれんの発作を起こした犬がいるらしくてな。」
「それは…大変ですね…
お気を付けて。」
「じゃあ、私は行ってくるよ。
雅志くんなら、私がいなくとも大丈夫じゃろう。
新米さんにちゃんと仕事を教えてやるんだぞ~」
それだけを言って、院長は出張に行った。
いくら俺が院長の卒業した大学をトップで出たといっても…
院長にはまだまだ…及ばないのに。
とか、言っていられないな。
しっかり獣医師の仕事、しなきゃな。
まずは、預かっている動物たちのお世話だっ!!
「おはようございます。」
今日も元気に、職場に向かう。
俺の職場は…動物病院。
毎日、朝一番に来ている院長に挨拶をする。
「お。
雅志くん。
…今日も早いね。」
「院長には負けますよ。」
そう返しながら、横で忙しそうに荷物をまとめる院長をみやる。
「院長…
どこか行かれるんですか?」
「出張診療だよ。
麻間大学病院に、昨晩深夜からけいれんの発作を起こした犬がいるらしくてな。」
「それは…大変ですね…
お気を付けて。」
「じゃあ、私は行ってくるよ。
雅志くんなら、私がいなくとも大丈夫じゃろう。
新米さんにちゃんと仕事を教えてやるんだぞ~」
それだけを言って、院長は出張に行った。
いくら俺が院長の卒業した大学をトップで出たといっても…
院長にはまだまだ…及ばないのに。
とか、言っていられないな。
しっかり獣医師の仕事、しなきゃな。
まずは、預かっている動物たちのお世話だっ!!