お化け屋敷。。。。
俺はこんなものに入っていく奴の気が知れない。
というかお化け屋敷にはトラウマがある。
多分幼稚園とかそれくらいの時なのだが僕はお化け屋敷で豪快に泣きじゃくり走り回り迷子になった事がある。
そのときは入り口も出口もわからずにただただこう叫んでいた。
「おがあぢゃ~ん」と(笑)
結局はお化け係のお兄さんやおねいさんが俺の手を引いてくれて事なきをえたのだが、助けてくれたのがお化けという事がトラウマになり、これ以来お化け屋敷には近寄れなかった。
今日ついにお化け屋敷に行く事になるのか。
僕の沈んだ気持ちとは裏腹に妃奈はすごく楽しみにしている。
「淳二もし怖くっても私がいるからね!!」
なんだか情けない。。。。
とりあえず悲鳴をあげるようなことはしないでおこうと心に決め、いざお化け屋敷に入る。
しかしお化け屋敷を進むにつれ、俺はあることに気付いた。
「あれ?最初の決心どころか想像していたお化け屋敷より全然怖くない。」
と。
なぜなら驚かせるところがいかにもであり、あらかじめ予想が出来てしまう。
これなら妃奈も怖がらないだろうなと思っていた。
しかし妃奈は想像以上にお化けの作戦にはまっていた(笑)
妃奈は今にも泣き出しそうな顔で振るえている。
やっぱり女の子だ。
いとおしくてたまらない。
そんな妃奈を見て、俺は黙って彼女の手を握った。そしてそのまま手を引いてお化け屋敷を進んだ。
心の中で「僕があなたを守ります」と誓いながら。
しばらく進み出口が目の前に見えてきた。
妃奈はどんな顔をしながらここまで来たのだろう?泣きそうな顔?強がっている顔?
後でからかってやろうと思い、妃奈の顔をみてみた。すると妃奈は目をつぶりながら歩いていた。
「淳二?!なんでとまったの?もう出口?」
妃奈は目をけして開けようとはせず僕に質問をした。
僕はそんなあなたがかわいくて。
僕はそんなあなたに恋をして、あなたの事なら信じられると確信をして、
そっとあなたにキスをした。
あなたへの思いをたくさん込めたキスを。
世界で1番愛する君へ。
俺はこんなものに入っていく奴の気が知れない。
というかお化け屋敷にはトラウマがある。
多分幼稚園とかそれくらいの時なのだが僕はお化け屋敷で豪快に泣きじゃくり走り回り迷子になった事がある。
そのときは入り口も出口もわからずにただただこう叫んでいた。
「おがあぢゃ~ん」と(笑)
結局はお化け係のお兄さんやおねいさんが俺の手を引いてくれて事なきをえたのだが、助けてくれたのがお化けという事がトラウマになり、これ以来お化け屋敷には近寄れなかった。
今日ついにお化け屋敷に行く事になるのか。
僕の沈んだ気持ちとは裏腹に妃奈はすごく楽しみにしている。
「淳二もし怖くっても私がいるからね!!」
なんだか情けない。。。。
とりあえず悲鳴をあげるようなことはしないでおこうと心に決め、いざお化け屋敷に入る。
しかしお化け屋敷を進むにつれ、俺はあることに気付いた。
「あれ?最初の決心どころか想像していたお化け屋敷より全然怖くない。」
と。
なぜなら驚かせるところがいかにもであり、あらかじめ予想が出来てしまう。
これなら妃奈も怖がらないだろうなと思っていた。
しかし妃奈は想像以上にお化けの作戦にはまっていた(笑)
妃奈は今にも泣き出しそうな顔で振るえている。
やっぱり女の子だ。
いとおしくてたまらない。
そんな妃奈を見て、俺は黙って彼女の手を握った。そしてそのまま手を引いてお化け屋敷を進んだ。
心の中で「僕があなたを守ります」と誓いながら。
しばらく進み出口が目の前に見えてきた。
妃奈はどんな顔をしながらここまで来たのだろう?泣きそうな顔?強がっている顔?
後でからかってやろうと思い、妃奈の顔をみてみた。すると妃奈は目をつぶりながら歩いていた。
「淳二?!なんでとまったの?もう出口?」
妃奈は目をけして開けようとはせず僕に質問をした。
僕はそんなあなたがかわいくて。
僕はそんなあなたに恋をして、あなたの事なら信じられると確信をして、
そっとあなたにキスをした。
あなたへの思いをたくさん込めたキスを。
世界で1番愛する君へ。